長野市北部 災害ボランティア 詳細

私事でございますが
11月5日に 長野市北部の
台風19号で水害にあわれた地域へ
災害ボランティアに行って参りました。
人生で災害ボランティアに
全く参加したことない僕が
初めて参加した ボランティア
今回は そのご報告。
詳細をできるだけ書きますので
ボランティア未経験者の
初挑戦の参考になれば
写真を掲載して報告したいのは
山々なのですが、、、
ボランティア参加者に対する説明で
個人が特定されるような投稿は禁止
との説明があり
また、各種報道にて現場の状況が
拡散されていること
写真が、僕の期待する効果以外の
印象を与えたり 使用される可能性を
考え 写真の投稿は控えます
【行程】
今回は 自家用車で 向かい
ボランティア向けの駐車場を利用しました
朝 長野市の
長野運動公園東駐車場 へ向かいます
アクアウイング と 陸上競技場
の間の道に行けば 立て看板 と 係の方が
案内してくれるので 安心です
この駐車場で 荷物をまとめ 長靴をはきました!
ここから ボランティアセンターへ
シャトルバスが出ているので
案内にしたがい シャトルバスに のります
ボランティアセンターに着いたら
初めてボランティアをされる方向けの
説明を受けます
・簡易トイレの使い方
・住民 被災者との接し方
・怪我に注意し 適度に休憩をとること
・他
その後 受付をします
・署名
・ネーム作成
・チーム分け
受付された順番に 5人組に分けられ
その日の リーダーを決めて
各サテライトへのバスに乗り込みます
受付の際に
・手袋
・ゴーグル
・マスク
をいただけましたが
ボランティアである以上
持参し 配布は断るのが スマートかな?
と感じました
バスに乗り、近くまで送っていただいて
指示されたサテライトまで歩きます
組の方と歩くのですが
だんだんサテライトに近づくにつれて
被害の大きさを感じる光景を
目にします
サテライトでは、実際に作業を行う
各家 各ポイントを指示され
スコップ 一輪車 などの道具をお借りして
現地に 案内していただきます
現地では リーダーや組の方と相談しながら
作業を実施し 休憩をとりながら
作業を進めます
作業は15時までと指示されてますので
作業終了後 被災者さんに挨拶をし
来たときと逆の順で 車まで帰って行きます
【備考】
リーダーは
組員が最後まで安全に作業できたか?
ボランティアセンターに全員帰ってきたか?
を、管理します
今回は
長野市在住でボランティア2回目の方が
リーダーを引き受けてくださり
岐阜からこられた方
新潟からこられた方
自分と同じ上田市からの方
自分の5人が組になりました
現地では、恵まれた作業先にあたり
差し入れなど お気遣いをいただいて
一同 かなり恐縮してしまいました
被災されてる方が 一番苦労されているので
そういう期待は しないほうが いいと
思います
また、トイレを使わせていただけるだけでも
恵まれた 作業場でした
お話によると
電気の復旧の目処はたたない
水道は最初から使えたから助かった
との事でした
周りを見渡せば
背丈以上の場所にある 水の跡
あり得ない場所に放置された ガラスの割れた車
行き場を失った 物の山
家の形跡を残さない 建物の一部
1階のすべての物がどかされ 明け放れた家
石灰がうたれた 庭
ゴミと言う表現は
被災するまでは大切な物であったので
被災された方には使わないよう
アナウンスがありました
ボランティアに参加されてる方では
千葉や愛媛などから 泊まり込みで
来られてる方にも行き合いまして
頭がさがるいっぽうです
作業内容は
敷地内に流れ込んだ土砂を運び出す
作業でした
スコップで一輪車へのせて運搬の連続です
ただ黙々と作業を進めるだけでなく
適度にコミュニケーションとりながら
休憩をとりながら進めます
土砂は、泥が多く 水分を多く含んだ部分は
大変重く スコップが抜けないくらいです
また、道も泥だらけですので
一輪車での運搬も 大変です
決して楽な作業ではないです が
もし自分の自宅で この光景が広がった時に
何からしていいか わからないだろうな
これは個人で どうにかするのは無理だ
と、感じましたので 力を合わせて
作業を進める事ができました
たった1回 初めて
災害ボランティアに行っただけで
これだけエラソーに書けちゃう自分が
恥ずかしいのですが、、、
同じ長野県民として、、、
また、自分は実家が須坂なのもあり
親しみある地域が被災したのを機に
災害ボランティアに参加できた事は
これからの自分のボランティアに対する
向き合い方が変わったかな??
と 思います
少なくとも 災害ボランティアに参加する
ハードルは かなり下がりました
正直 行く時の車中では
どうなるか不安 緊張がなかったわけでは
ありません
感謝されるために行くわけではないです
被災された方々は必死です
ただ
同じ気持ちで集まったボランティアさんと
汗をかきながら 作業をすすめるのは
なかなかに気持ちいいもんですね
ボランティアですから
みなさんも!!とは言いません
もし、この記事で ほんの少しでも
災害ボランティアに参加するハードルが
さがったら 嬉しく思います
必要なのは 1オンスの 勇気!!
以上 長文失礼
意見は受付ません
質問は受け付けます